皮膚の新陳代謝や皮脂腺の機能が衰えており、痒みを感じることも多く刺激を受けやすくなります。
乾燥やシミ、老人性色素斑、かゆみ、巻き爪、水虫など気になることが多いかもしれません。
シニアの方の皮膚疾患の特徴
説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。説明が入ります。
こんな症状で
お悩みではありませんか?
- 汗をよくかく場所が赤くなっている
- 虫刺さされの跡が大きく腫れている
- テキストが入ります テキストが入ります テキストが入ります テキストが入ります
- テキストが入ります テキストが入ります
- テキストが入ります テキストが入ります
- テキストが入ります テキストが入ります
シニアの方に
よく見られる疾患
-
粉瘤
-
粉瘤(ふんりゅう)とは良性皮膚腫瘍の一種で、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)が生成され、その中に角質や皮脂など、本来は皮膚から剥がれ落ちるはずのものが溜まることによって生じます。
化膿を起こして炎症性粉瘤になった場合は、炎症を抑える目的で抗生物質によって症状を鎮静化させることがあります。化膿が進行していると切開手術が必要になります。小さい病変で炎症のないものは、当院で手術日を予約の後、摘出術を行っていますが、近隣の病院の形成外科に紹介させていただくこともあります。
-
蜂窩織炎
-
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、原因菌が皮下の深いところに入り込むことによって起こる感染症ので、真皮深層から皮下組織・筋膜という深い部分で生じる急性化膿性炎症です。
主な原因菌は、黄色ブドウ球菌と化膿レンサ球菌の2種類です。抗生物質の内服や点滴治療を行います。
-
虫刺され
-
虫刺されは、昆虫に咬まれたり、刺されたり、毛虫や蛾などの体毛に触れたりすることで起こる皮膚炎の総称です。
主にステロイド外用剤で治療を行います。かゆみが我慢できないほどであれば、内服薬や注射の対応もしています。マダニに刺された場合は特に注意が必要です。虫体を除去せずにそのままの状態で早めに来院してください。
-
蕁麻疹
-
蕁麻疹は一時的に皮膚が赤みを帯びて腫れ上がることをいい、多くは痒みを伴います。
直接の誘因がある場合にはアレルギーの原因となるものを特定し、それをさけることで治療や予防となります。また、アナフィラキシーショックや気道浮腫により命にかかわることも念頭においておく必要があります。慢性蕁麻疹など誘因がわからない場合には、まず抗アレルギー薬の内服を行うことで症状がでることを予防していきます。
-
単純ヘルペス(口唇ヘルペス、陰部ヘルペス)
-
単純ヘルペスウイルス感染症は、HSV-1型または2型ウイルスが皮膚や粘膜に感染して起きる皮膚疾患です。皮膚や粘膜に感染して、発熱・痛み・痒みなどを伴う水疱やただれを起こします。
当院では、単純疱疹ウイルス検査キットが保険適用で確定診断できます。また患者自身の判断で薬の服用を始められる治療方法や、再発を繰り返す陰部ヘルペスで抗ウイルス薬を毎日服用する再発抑制療法も行っています。
-
きず(創傷)・やけど(熱傷)
-
けがをしたときには切り傷や刺し傷、擦り傷などさまざまな傷の状態があります。感染症に注意しながら、ドレッシング剤やガーゼ包帯保護などの処置を行って、できるだけきれいに治すようにしていきます。
-
魚の目・たこ
-
足の魚の目・たこは日常的に外部からの刺激や圧迫が加えられることで、ゆっくり徐々に角質が硬く厚くなっていき硬い芯ができます。キュレットという特殊なメス刃を用いて削り処置をおこないます。通常は1~2か月おきの通院で痛みなく過ごせるようになります。足の裏の場合は、ウイルス性のいぼと外観が似ているので、ダーマスコピーを使って正確な診断を行うことをおすすめします。
-
水虫(白癬)
-
主に4つのタイプに分けられます。
- 趾間(しかん)型:足のゆびの間の皮膚が白くふやけたり、皮がむけたり、じくじくしたりする。
- 角質増殖型:足裏の皮膚が乾燥して分厚く、かかとなどが硬くなりひび割れを伴う。
- 小水疱型:小さな水ぶくれや軽い発赤が足裏にできる。趾間型と小水疱型は強い痒みもある。
- 爪白癬:爪がボロボロにもろくなる。分厚くなり白く混濁するような爪になる。
水虫の原因は白癬菌というカビの一種です。治療は抗真菌薬の外用薬や内服薬が有効です。外用薬は、爪への浸透性の低さが弱点でしたが、しっかり透過する爪白癬に保険適応のある外用薬が使えます。
-
しもやけ(凍瘡)
-
寒い冬のシーズンや寒冷地域にいるとき、冷えによって血液循環が悪くなり、主に手足や耳などの組織が炎症を起こす症状です。
治療には、ビタミンEの外用薬・内服薬が用いられます。保湿力が高く、乾燥や刺激から皮膚を守る効果のある外用薬を患部に塗ります。保温をすることも大切です。
-
湿疹・手湿疹
-
治療の基本は原因となる物質を回避することです。そのうえで、ステロイド外用、保湿剤を用いて治療をおこなっていきます。かゆみが強い時は抗アレルギー薬の内服を行います。
-
接触皮膚炎(かぶれ)
-
刺激となるものが皮膚に接触することで炎症がおき湿疹ができることをいいます。ヒリヒリした感じや痒みもあります。
接触皮膚炎の原因を調べるためには問診とパッチテストが重要になります。パッチテストの際には、かぶれの原因と考えられるもの(化粧品など)を持参していただきテストをおこないます。原因となるものの特定と、ステロイド外用剤での治療を並行して行います。
-
掌蹠膿疱症
-
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)を中心に膿のたまった皮疹(膿疱)が多数みられる慢性疾患のことです。
ステロイド剤やビタミンD3の軟膏を外用する方法がまず行われます。ステロイドは炎症を抑える作用、ビタミンD3は皮膚の新陳代謝をととのえて正常な皮膚にしていく働きがあります。もし外用薬だけでは改善効果が芳しくない場合、内服薬を処方します。
-
尋常性乾癬
-
乾癬(かんせん)とは、皮膚が赤くなり、盛り上がったところにフケのようなカサカサした白いかさぶた(鱗屑りんせつ)ができる皮膚病です。
乾癬の原因は、まだすべてが明らかになっていませんが、遺伝的に乾癬になりやすい体質があることはわかっています。しかし、遺伝的な要因をもつ人すべてが発症するわけではなく、不規則な生活や食習慣、喫煙、ストレス、肥満などの環境因子が重なることで発症すると考えられています。乾癬の基本となる治療は、生活改善と、ステロイド外用剤や活性型ビタミンD3 製剤です。外用剤での治療が難しい場合には、飲み薬での治療があります。JAK(ジャック)阻害薬や生物学的製剤の治療にも対応しています。
-
脂漏性皮膚炎(頭部のフケ症)
-
脂漏性皮膚炎は、白色のフケや鱗状の乾いたフケの固まりができる皮膚疾患で、頭皮や髪の生え際、顔、わきの下、胸や背中、股間など皮脂の分泌が盛んな部位(脂漏部位)でよく見られます。患部が赤くなったりするケースもあります。
真菌(カビ)などが増えていないことを確認してからステロイド外用剤、コムクロシャンプーというシャンプータイプの薬などで治療を行います。
-
帯状疱疹
-
帯状疱疹は、体の神経が分布している部位に沿って帯状の赤い発疹ができ、強い痛みを伴うウイルス性の疾患です。神経は左右、体に沿って分布しているため帯状疱疹では左右どちらか帯のように症状がでるのが特徴です。
水ぼうそうの原因である水痘帯状疱疹ウイルスが原因です。ウイルスが神経節に潜伏しており、後に再活性化することで帯状疱疹にかかります。再活性化のきっかけは主に免疫機能の低下です。当院では、水痘帯状疱疹ウイルス検査キットが保険適用で確定診断できます。
50歳以上の人を対象に、帯状疱疹予防としてのワクチン接種が可能になりました。生ワクチンのほか、免疫機能が低下している人でも受けられる不活性ワクチンもあり、選ぶことができます。お気軽にお声がけください。(費用7,000円~22,000円)
-
円形脱毛症
-
円形脱毛症のはっきりとした原因はわかっていませんが、脱毛部分で自身の免疫機能が異常な働きをしていると考えられています。
治療の第一選択はステロイドの外用薬です。難治性で、最近保険適応となったJAK(ジャック)阻害剤の治療を要する場合は総合病院に紹介させていただきます。
以下は自費診療となります
-
巻き爪・陥入爪
-
爪の全体がロール状に湾曲する症状のことです。爪の両側または片側が内側に巻き込んでいる状態ですが、痛みや出血、炎症がなければすぐに治療をする必要は特にありません。食い込んだ爪の先は肉芽種様に盛り上がって炎症を起こし、圧迫すると爪の先が刺さって強い痛みが出ることがあります。
また、傷口ができると細菌感染や化膿を起こす場合があり、抗生物質の外用や内服によって治療をします。当院では、爪矯正具巻き爪マイスター®と爪を柔らかくし矯正治療を助けるリネイルゲル®を用いたワイヤー矯正治療も行っています。(自費診療で11,770円)
-
男性型脱毛症(AGA)
-
アンドロゲン(男性ホルモン)による脱毛症を意味します。主に成人男性に特徴的な進行性の薄毛のことで、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われているほど一般的な症状です。
費用は1か月分が約6,000~10,000円程度です。ジェネリック薬を選択することで費用を抑えられます。
-
お顔のシミ、シワなど (エイジングケア)
-
お顔のシミには様々なものは含まれています。年齢とともに増えてくるシミには、ハイドロキノン軟膏やトレチノインゲルなどの塗り薬を当院の薬剤部で調合して処方しています。
トレチノインは目のまわりのたるみや小じわの改善にも効果が期待できます。塗り薬は濃度によって薬価が異なりますが、標準的濃度5gで500円前後です。肝斑という女性のシミには内服薬も処方しています。
これらは一例です。他にも気になる症状があればお気軽にご相談ください。
Instagram・Facebookで役立つ情報を発信しています。ぜひご覧ください。